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学会参加の報告 Dr野村(第66回秋季日本歯科歯周病学会学術大会)

皆様こんにちわ。岡山市北区津高の『津高台グリーン歯科』院長の磯島大地です。

 

本日は,今月の10月13日〜14日に長崎県で開催された秋季日本歯科歯周病学会学術大会に参加してきました。今回は,スタッフの野村先生の学会参加の感想を含め投稿させていただきます。

本日は,今月の10月13日〜14日に長崎県で開催された秋季日本歯科歯周病学会学術大会に参加してきました。今回は,スタッフの野村先生の学会参加の感想を含め投稿させていただきます。

 

こんにちは!歯科医師の野村です。津高台グリーン歯科に勤務し始めてから早くも一年が経ちました。皆様これからも宜しくお願いいたします。

酷暑を乗り越え,この頃は涼しくなり日中は過ごしやすくなりましたね。
さて、今回は10月13日〜14日に長崎県で開催された秋季日本歯科歯周病学会学術大会に参加してきたことをご報告させていただきます。
歯周病学会では海外からも講師をお招きし,英語で最先端の歯科医学のお話を聞くことができます。久々のネイティブでの熱弁の英語に戸惑いつつも…講演では基礎医学の研究の立場から,インプラント周囲炎のお話について聞くことができました。メジャーになりつつあるインプラント治療ですが,きちんとメインテナンスができていないとインプラント周囲炎になることがわかってきています。講演では,

  • インプラント周囲炎が宿主(インプラント治療を受けている方)の口腔内細菌叢の恒常性の破綻によって引き起こされる
  • 口腔内細菌叢も人類の進化と共に変化している

ことを知ることができました。

また,ポスター発表では様々な分野の方が研究結果を発表しておられます。今回,特に目に留まったのは経口避妊薬として周知されている低用量ピルの服用が歯肉炎を誘発することの掲示です。

妊娠と妊娠関連性歯肉炎の関係性は妊娠経験がある方はご存知かとは思います。妊娠関連性歯肉炎に加え,妊娠に類似するようなホルモン変化でもこのような口腔内変化が生じうることを把握し,患者さんに正確にお伝えしていくのが私たちの使命でもあるなと思い,拝見させていただきました。

 

さらに,大阪大学の北村先生からは歯周外科治療の材料の進化や患者さんの術後疼痛を抑えるための治療の進め方などをご講演いただき,大変勉強になりました。

歯周病は国民が最も罹患する疾患と言われています。さらに,近年は歯の保有状況が良好になってきたことから,歯周病に罹るリスクは増加している状況です。また,糖尿病をはじめとする全身疾患と関連性を有することも知られています。そのため,病状の抑制や治癒には定期的なメインテナンスや日頃のセルフブラッシングなど,患者さんの協力なくしては進行を抑えることは困難です。

当院では日本歯周病学会専門医や認定医のスタッフの下,指導を受けたスタッフが皆様のお口の中の管理やアドバイスをさせていただきます。また,学会等で知識をアップグレードし続けているスタッフから専門的な歯周病治療を受けることができます。歯周病で長らくお悩みの方も,ブログを読んで自分も歯周病なのかな?と疑問に思った方も,ぜひ一度当院でご相談ください。

また,当院では一緒に働いてくださる歯科衛生士さんや歯科助手さんを募集しています。

院長や先輩方が優しく教えてくださるので,経験は不問です。スタッフはみんな穏やかで職種を超えて談笑できるアットホームな環境です!

ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか?

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